平成29年10月7日(土)から8日(日)にかけて行われた、3年9組守實友梨さんが「グローバルサイエンスキャンパス平成29年度全国受講生研究発表会」で科学技術振興機構理事長賞を受賞しました。
科学技術振興機構理事長賞は、文部科学大臣賞に次ぐ、実質第2位にあたる賞です。守實さんの研究は「新しいがん治療(BNCT)への挑戦!~条件付確率を用いたBNCT用SPECT装置の画像再構成~」というテーマで、昨年8月から約1年間 大阪大学のSEEDSプログラムに参加し、工学部の村田勲教授らの指導の下、研究を続けてきました。がんの治療に関して、物理的なアプローチで、しかも1年生の数学で学ぶ「条件付き確率」を活用し、分析・考察するという高校生らしい研究と、質疑応答も含めた見事なプレゼンテーションが高く評価されたようです。
守實さんは、さらに現在の研究を継続したいとの想いを強くし、現在大学進学をめざして勉強に励んでいます。
大手前高校では、大阪大学や京都大学などの研究機関を活用して、興味関心を高めたり、専門的な研究をする機会がたくさんあります。多くの生徒の皆さんが、高大接続プログラム、大学や研究機関などでの連携した教育活動の機会を活用して、自分の適正を見つけ、将来の目標や研究、仕事を見つけてほしいと思います。