8月11日(日)
日本時間午前8時半ごろ、予定よりも30分程度早く関西国際空港に着陸しました。シンガポールでの乗り継ぎも、オーストラリア時間での深夜2時と、非常に眠い目をこすりながらの乗り換えでしたが、みんなテキパキと行動してくれましたので、スムーズにこなすことができました。おかげで、少しではありますが、シンガポール空港で自由時間をとることもできました。
税関を通過し、関空1F南出口付近で解散式を行いました。これまでお世話になった阪急交通社の添乗員の方々に感謝の拍手をおくり、午前9時半ごろ、無事全ての行程を終え本研修を終了することができました。
参加生徒はこの後、文化祭での展示に向けそれぞれポスター制作や感想メモを作成します。ぜひ文化祭にお越しの際にはご覧ください。
どの参加生徒も、さまざまな困難を乗り越え、一回りたくましくなって帰ってきたように思います。この研修での経験を活かし、それぞれの道で活躍していくことを切に願います。
8月10日(土)
メルボルンでの滞在も残すところ数時間です。
今朝は9時半にスインバン大学に集合し、班別での自由行動を行いました。
あいにくの雨模様で、当初の予定から変更したグループもいくつかありましたが、先日の市街散策で回れなかったチェックポイントをめぐったり、Eureka sky deckという297mの高さのある展望台に登ってメルボルン市街を一望したり、Queen Victoria Market(市場)で食べ歩きやお土産を探したグループもありました。
その後13時30分にスインバン大学に再集合し、いよいよスインバン大学ともお別れです。集合写真を撮影した後、バスにてメルボルン空港へ向かいました。
帰路は再びシンガポールを経由しておよそ16時間(乗り継ぎ1時間)の航路となります。メルボルン空港での出国審査がスムーズにいったおかげで1時間程度免税店を見て回る時間がありましたので、オーストラリアドルの小銭を使い切るべく最後のお土産探しの時間をとることができました。(通い慣れたスーパーマーケットとの物価の違いに驚いている様子でしたが…)
8月9日(金)
いよいよスインバン大学で学ぶのも今日が最終となりました。始業前に何人かの生徒に「あと何日ぐらいこちらで授業を受けたい?」と聞いたところ、1ヶ月〜3ヶ月と答える生徒が多くいた中で、「1年!」という解答もありました。始業前ではありますが、あまりにもあっという間に今日を迎えた印象でした。
午前はカンガルークラスとウォンバットクラスでスカベンジャーハントというゲームが行われました。
担当の先生から探してくるものの説明を受け、ペアまたは3人組で大学構内を巡って写真を撮ってきます。
指示されたものの中には噴水や図書館といった比較的大きく簡単なものから、大学内にあるカフェのコーヒーLサイズの値段、駅(スインバン大学の構内に電車の駅があります)の始発の時刻、図書館司書のDさんなど難易度の高いものもありました。
午後はそれらの見つけてきたものを写真やパワーポイントのスライドを作成して発表しました。
コアラクラスでは午前はScrabbleなどのゲームを用いたアクティビティーを行い、午後にはオーストラリアで育った子どもであれば知らない人はいないという童謡を歌唱しました。その後、オーストラリアの動物についてのリサーチワーク、プレゼンテーションを行いました。
そして、いよいよ全ての授業が終了したところで、一人一人名前の入った修了証書が配られ、多くの生徒が感動していました。授業終了後、5日間お世話になった先生方との名残を惜しむ姿も多く見られ、短い期間でしたが強い結びつきができた生徒もいたようでした。
明日は午前9時半に大学に集合し、その後メルボルン市街の班別自由散策を行います。
夕方4時ごろのフライトでメルボルンを発つため、現地からの報告は今日で一旦終了させていただきます。
関西空港には8月11日(日)午前9時ごろに到着予定です。税関通過後、1階ロビーの端で集合してから解散します。解散時刻は10時ごろの見込みです。
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現地から連絡が入り、まもなくメルボルン空港を離陸とのことです。全員元気のようです。
8月8日(木)
今日は3クラスとも午前が英語研修、午後が大学近辺の自由散策という行程でした。
daily Englishという一定のテーマを元にクラス毎に違った授業が行われました。
ウォンバットクラスではメルボルン出身の有名歌手kylie minogueの代表曲、'the Loco-Motion'の歌詞を聞き取り、体を動かしながら歌うことにも挑戦しました。また、オーストラリア特有の表現についても学びました。"runners," "sunnies"など、一見簡単そうに見える語も思いがけない意味で用いられることがあります。(ちなみに前者は「運動靴」、後者は「サングラス」の意味で用いられています。)
コアラクラスではダイアログを聞いて推理小説の謎解きを行いました。人物関係やアリバイなどのメモを取りながら、犯行の動機の有無を推測し、最終的には無事解決までたどり着くことができました。
カンガルークラスでは、授業の初めに体を起こすために、ヨガを行いました。はじめての経験という一方、英語での指示に戸惑いなくついていく様子が印象的でした、
4日間の研修で日に日に英語に対する壁が取り除かれていく様子が見られます。
午後の自由散策では5人1組で周辺の観光を行いました。キャンパス内およびキャンパス周辺に限っての自由散策でしたが、大学の生協(こちらではBook shopといいます)や、大学図書館を巡ったり、古い造りの街並みを見学して回るうち、あっという間に終了時間がきてしまったというグループがほとんどでした。
明日でいよいよスインバン大学での研修は最終となります。残すところ数日となりましたが、最後まで集中して取り組んでもらいたいと思います。
8月7日(水)
昨日の往復で通学路にも慣れたようで、今朝は遅刻者は電車の遅延による数名のみでした。それも2〜3分以内の遅れで、ほぼ全員定刻通りに集合することができました。
今日もクラス毎に分かれての活動が主となります。
コアラクラスは担当の先生の提案でメルボルン市内に繰り出し、実地での研修を行いました。公共交通機関についての説明(写真)に加え、ショッピングモールでファッションの解説等を行っていただいたそうです。
カンガルークラスは午前中は発音の特訓です。発音記号と音のイメージを結びつけるためにGoogle Translationの読み上げ機能を使用して単語の音声を繰り返し確認し、何度もリピートしていました。
午後になるとコアラ・カンガルークラス合同でスインバン大学の学生との交流を行いました。オーストラリアの生徒だけでなく、様々な国の学生がスインバン大学に通っています。中には日本人の留学生もおり、生徒たちは英語で懸命に交流していました。
ウォンバットクラスの生徒は午前に大学生との交流、午後に発音の練習を行っていました。(内容は上記同様)
いずれのクラスも授業の終わりに、将来オーストラリアの大学に留学するにはどうすればいいか、ということについてお話いただきました。今の時点で、将来海外の大学に短期、もしくは長期で留学してみたいと思っている人、という質問に3分の2以上の生徒が手を挙げていたところから、語学や留学への興味が垣間見えました。
少し余裕が出てきたのか、昼休みには大学生に声をかけて卓球のラケットを借り、屋外の卓球台で遊んでいる様子もみられました。
また、授業後ホスト宅に帰る前に大学の近所にあるスーパーで日本へのお土産を買って帰る生徒も多くみられました。随分とこちらの生活にも馴染んできた様子です。
8月6日(火)
長旅の疲れか、昨夜のホームステイではどの生徒もホストとの夕食の後すぐにぐっすりと眠ったようです。昨日の研修中に比べ、ずいぶんといきいきしている様子が見られました。全員元気です。始業前の廊下では食事のボリュームに圧倒された、ヴェジマイトの味に衝撃を受けた、緊張でうまく喋れなかった、語彙力を日本に忘れてきたかもしれない、などなど、いろいろな感想が飛び交っておりました。
今日はホームステイ先から自力でスインバン大学に通学する1日目です。ホストファミリーの仕事の都合で授業開始の1時間以上前に到着していた生徒もいましたが、始業前に自習スペースで大手前高校の宿題を解いている姿もちらほらと見られました。その逆に、途中で道に迷い、あるいは電車の方面を間違えたということで遅刻した生徒も数名いましたが、最大で40分程度の遅刻で全員無事集合することができました。今日の経験を元に明日は全員定刻通りに集合できることを祈ります。
今朝はクラス毎に分かれての行程でした。
コアラクラス・カンガルークラスは午前中にスインバン大学での英語研修、午後にメルボルン市内散策。ウォンバットクラスはその逆に午前に市内散策、午後に大学での英語研修を行いました。
大学での研修ではまだまだ緊張や恥ずかしがっている様子が見受けられます。そこで先生方もそれを見越してゲーム形式のアクティビティーを挟んでおられました。
Hachi Pachi というゲームは日本のフルーツバスケットとよく似ています。
ルールを紹介します。
Step 1:
一人の生徒(鬼役)が教室の角に行き、壁に向かって他の生徒が見えないようにします。
その間椅子に座っている生徒たちは手で目隠しをしています。
先生は椅子に座っている生徒の後ろを周り、一人だけ肩を叩きます。
その生徒がHachi Pachi役です。Hachi Pachi役に選ばれた生徒以外は誰がHachi Pachiなのかわかりません。
Step 2:
鬼役の生徒が輪の中に戻り、指定されたフレーズを使って他の生徒にランダムに質問します。例えば、"What is your name?"など。質問された生徒は正直に英語で答えます。
Step 3:
もし質問された生徒がHachi Pachi役の生徒であれば、その生徒は答えにHachi Pachiというフレーズを入れなければなりません。 例えば"What is your name?"に対しては"I am Hachi Pachi!"という具合です。
Step 4:
誰かが"Hachi Pachi"と言われたら、あとはフルーツバスケット同様全員が立ち上がり別の椅子に一斉に移動します。一人だけ座れなかった人が次の鬼役になります。
ルールをざっとまとめてみましたが、繰り返し質問をすることでフレーズの定着ができ、また誰かが"Hachi Pachi"というのを聞き逃すまいと他の生徒の答えを集中して聞く。非常によくまとまったルールだと感じました。
メルボルン市内散策では、6人程度の班でオリエンテーリングを行いました。班毎に巡回スポットの書かれた地図を受け取り、指定された場所でグループフォトを撮影するというアクティビティーでしたが、数歩歩く毎に見所がたくさんあるので、10箇所全てをまわることができたグループはないようです。最終日の市内散策2で見逃した箇所をぜひまわってもらいたいと思います。
8月5日(月)
8 / 5 Swinburne University 到着〜
午前10時、Swinburne Universityに到着し、早速オリエンテーションおよびキャンパスツアーを行っていただきました。
今日から新学期の始まりだそうで、大学内はほとんど全ての生徒が登校しているとのこと。学生企画の様々なイベントが開催され非常に活気にあふれたキャンパスです。
その後ラップサンドとリンゴ(まるかじり)の昼食を取り、午後の授業に臨みました。
午後の英語研修はコアラクラス・カンガルークラス・ウォンバットクラスに分かれ、それぞれユニークな授業が行われました。(道で野生のワニに出会ったらどうやって逃げるか、など。注;メルボルンの道に野生のワニはいません)
飛行機での寝不足・疲れもあり、今日は集中が途切れそうになる生徒も多かったように思いますが、せっかくの機会を最大限に活かそうという生徒も多々見られます。
この後ホームステイの各家庭まで送迎され1日目は終了しました。送迎の車中で初めてのホームステイへの不安や、準備してきた挨拶を一生懸命練習している生徒が見られました。
8月4日(日)~8月5日(月)朝
8/4(日)午前8時15分に関西国際空港に集合、シンガポールを経由してメルボルンまで、1日かけての往路です。
シンガポールには現時時刻で夕方4時半ごろに到着。そこから乗り換え便の搭乗案内までおよそ3時間ありましたので、各自自由に散策しました。
シンガポール空港は設備が大変充実しており、フードコートでの夕食のほか、ショッピング、無料のマッサージ機会、映画館(こちらも無料)等で、フライトの疲れを取ることが出来たようでした。
その後深夜便にて出発し、翌8/5(月)午後7時ごろ、定刻通りにメルボルンに到着しました。ただいま入国審査を終え、研修先となるSwinburne Universityへバスで向かっております。座ったままの睡眠でしたので全員眠たそうではありますが、全員元気です。